スタウト (Stout)
- からあげの拓
- 2017年12月21日
- 読了時間: 2分
スタウトといえば、真っ先に思い浮かぶのは「ギネス」ですね。1759年にアイルランドで誕生した世界的に有名な「黒ビール」です。
ギネスに代表されるように、スタウトは黒ビールです。
黒くなるまでローストした大麦を使用し、上面発酵によって醸造され、独特の香ばしさとどっしりとした飲み応えが特徴のスタイルです。

意外にも、スタウトの先祖(?)はエールなのです。18世紀にイギリスで3種類のエールを混ぜて飲むのが流行り、そこから「ポーター」が生まれました。(港の荷物運搬労働者”ポーター”の間で人気となったのが名前の由来です。)色が黒くロースト風味とホップが強く苦みがあるビールです。その英国生まれの「ポーター」がアイルランドに渡り、アルコール強化され、強い(スタウト)という名前を冠した「スタウト・ポーター」としてギネス社によって売り出されたのが始まりです。
スタウトは「黒い色のビール」なので重厚な味わいをイメージしますが、意外にもスッキリとしていて苦みも少なく、ドライで飲みやすいビールです。(IPA のほうがよほど苦い。)
意外に知られていないのですが、ギネスの缶ビールには独特の仕掛けがあり、泡がとてもクリーミーにできるようになっています。そのため非常に甘い味わいに感じます。
もし、缶で飲んだことが無ければ、是非一度お試しください。
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