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川崎のからあげとクラフトビールの居酒屋 | 八丁畷駅前 | からあげ居酒屋「からあげの拓」

クラフトビールは「舌で味わう」

  • 執筆者の写真: からあげの拓
    からあげの拓
  • 2018年1月23日
  • 読了時間: 3分

クラフトビールの楽しみ方の目と鼻、つまり「視覚」と「嗅覚」の次はやはり「味覚」、つまり「舌で味わう」です。 まず、じっくり見ることで、クラフトビールの色や泡立ち、グラスを通した輝きや冷えたグラスに付着した細かい水滴、などの情報を目から脳にインプットし、その冷たい液体の味わいを想像します。そして次に香りの情報が脳に届いた段階で、期待は大いに高まります。 そして、グラスが唇に触れ、あなたの期待と欲求はピークに達し、その芳醇な液体が口に流れ込んだ時、あなたは至福の瞬間を迎えることでしょう。 口に含んだ時のフレーバー(味)は、すっきりとして飲みやすいものから、ホップが効いた苦味が強いもの、そして高級ブランデーやワインのような芳醇な味わいがするものまで、その幅広さと底の深さがクラフトビールの醍醐味です。クラフトビールの味わいは、その多様なスタイルと同じだけ異なっています。 ビールが苦手という方は、多くの場合、大手メーカーのビール(ピルスナー)が苦手なのです。大手メーカーのビールは、キレや苦味、喉越しの良さを重視しています。それが口の中で強い刺激や嫌な苦味と感じるために美味しいと思えないのでしょう。スーパードライが登場してドライ戦争で世の中が騒いでいた頃、ドライビールの金属的な刺激が苦手といった方が意外に多かったのを記憶しています。ビールに「一気!」飲みのイメージが付いているのも、お酒の強くない方にとってはマイナス要因でしょう。

もちろんピルスナーはビールのスタイルの一つですし、クラフトビールのブルワリー(醸造所)でもピルスナーを造っているところは数多くあります。同じピルスナーでもブルワリーによって香りもコクも味わいも違いますので、試してみる価値はありますが、その前に、違ったスタイルのビールを味わってみることをお勧めします。 クラフトビールには、グラスに注いでから味と香りを長く楽しめるビールが多いのです。味わいも甘味やコクが重視されているものも多く、それらはビールが苦手な人が嫌いな理由に挙げる、苦味や強い刺激がほとんどありません。だから、お酒の弱い人やビールの苦みをおいしいと思わない人でも、ゆっくり時間をかけて味わって飲めるのです。 また、クラフトビールは「香りを楽しむ」でご紹介したように、味覚に大きく影響する香りが非常に豊かです。ホップの華やかな香りやフレッシュなフルーツの香りなどを持つものも多く、それだけでも従来のビールの概念が変わると思います。 ビールが苦手、お酒が弱いという人は、是非、クラフトビールを飲んでみてはいかがでしょう? 新しい世界が広がることは間違いありません。 現在の「拓」のクラフトビールは、北カリフォルニアのシェスタ・カスケード地域で栽培されたアロマホップの代表とされるアロマホップの「カスケード」をふんだんに使用し、繊細な香りのビールに仕上げています。「カスケード」は、苦味のもととなる成分が少ないことも特徴の一つなので、大手メーカーのビールが苦手な人にもオススメできます。 グレープフルーツやレモンのような柑橘類を想わせる、爽やかな香りが心地よい「拓」の「カスケード」を是非お召し上がりください。

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