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川崎のからあげとクラフトビールの居酒屋 | 八丁畷駅前 | からあげ居酒屋「からあげの拓」

クラフトビールは「目で味わう」

  • 執筆者の写真: からあげの拓
    からあげの拓
  • 2018年1月16日
  • 読了時間: 2分

クラフトビールには、様々な楽しみ方があります。

「喉越し」ばかりアピールする大手メーカーのCMでは、多様なビールの楽しみ方はいつまでたってもわからないでしょう。 見慣れた黄金色から艶のある黒色のビールまで様々なスタイルがあるのがクラフトビールです。口当たりが軽く飲みやすいものから、苦味を出したパンチのあるビールまで様々です。 アルコール度数の低いものもあれば、驚くほど高いビールまで。本当にバラエティに富んでいます。少量生産が可能にしたその多様さこそが、クラフトビールの醍醐味です。その一つ一つの違いを五感をフルに使って存分に楽しみましょう。


まずは、「視覚で楽しむ」です。

ボトルや缶に入ったクラフトビールの場合であれば、パッケージやラベルを眺めるのも楽しいものがあります。醸造所の地域的な特徴が描かれていたり、著名なデザイナーや新進気鋭のイラストレーターの作品もあります。味のイメージなどがパッケージやラベルから想像できます。


グラスに注がれたクラフトビールは、光り輝く黄金色から漆のような美しい黒色まで、液体の色や泡立ちがスタイルによってまったく異なります。 その見た目から味や香りを想像してみましょう。 金色のビールなら、「苦みがあって、キリッとした刺激的な味かな?」、黒色のビールなら、「コーヒーのような香ばしい香りとねっとりとした重厚な味わいだろうか?」といった想像をしてしまいます。 そして、液体の上に乗るきめ細かい泡の層や、グラスの底からゆらゆらと立ち上っていく繊細な泡の列、泡が弾ける時に飛散する霧のような ビールの煙 、グラスに張り付き徐々に大きくなっていく水滴。。。

それらを見ているだけで、欲求が大いに刺激されます。


ちなみに、視覚は味覚に大きく影響するということがオックスフォード大学の研究でわかっています。味がまったく同じ「白ワイン」と「赤く着色した白ワイン」を被験者にテイスティングさせたところ、味が同じであるにも関わらず、それぞれの味の感想がほとんどの被験者で異なったのです。 それくらい視覚は味覚に大きな影響を与える感覚です。

人間の情報取得の87%は視覚から得ているというデータもあるくらいです。


「目で味わう」ことから始めれば、さらにクラフトビールを美味しく楽しめることでしょう。


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