IPA(アイピーエー)(India Pale Ale )
- からあげの拓
- 2017年12月16日
- 読了時間: 2分
今、もっとも人気があるのが、ペールエールの妹的存在、IPA(アイピーエー)です。
インディアペールエールの略称で、18世紀にイギリスの植民地であったインドにビールを海上輸送する際、傷まないよう防腐剤の役割を持つホップを大量に投入して造ったビールです。
ホップのさわやかな香りと苦みが特徴のペールエールの中でも、さらにホップの苦みが際立ち、それでいてフルーティ。アルコール度数が比較的高いものが多いのですが、不思議なことにイギリスではIPAという名前はアルコール度数の低いビールに良く使われています。
アメリカでは大人気(アメリカのクラフトビール醸造所で最も多く醸造されている)なのですが、イギリスではそうでもないという原因がここにあるのかもしれません。
ちなみに2011年より毎年8月の第一木曜日は、「India Pale Ale Day」という記念日になっています。この日は、すべての醸造業者、消費者、小売業者がIPAのみならず、クラフトビールへの愛を確かめる日とされています。「拓」でも2018年は何かイベントを計画するかもしれません。その際は、是非ご参加ください。

IPAは、柑橘系(グレープフルーツ、オレンジなど)の香りのものが多く、苦みが通り過ぎた後に、強烈な爽快感を感じます。これが癖になる理由なのかもしれません。
苦みが好きな人も、それほど得意ではない人も、一度はチャレンジしてみるべきです。 新しい出会いがあるかもしれません。
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